とも座付近の天の川からガム星雲 | ||
冬の星座が南中を過ぎるころ、南の地平線近くには、とも座や、ほ座、そして広大なガム星雲が広がります。 昨年撮影したときには、素晴らしい透明度に恵まれたこともあって、ガム星雲をはっきりと表現できるように画像処理をまとめましたが、今回は星雲の濃淡がもう少しわかりやすくなるように注意しながら処理を行いました。 とはいっても地平線近くですから、透明度の低下による濁った発色、低いコントラストなど難しいものです。 それでもガム星雲から、おおいぬ座の腰あたりに広がるSh2-310まで、かすかにつながっている様子、天の川の対岸に淡く広がるSh2-312の存在などがわかります。 * 月刊天文 2006年5月号 入選作品 |
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2005年12月 22分露出 PENTAX 67 105mm F2.4 絞りF4 PENTAX 6x7 Vixen GP赤道儀にて追尾 AstroSnap + Qcam4000によるオートガイド エクタクロームE200 2倍増感 天城高原にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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