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| ケンコー SE 赤道儀 | |||
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直焦点撮影などの際に、対象の導入、構図の決定にかかる時間を短縮し撮影効率を上げるために自動導入機能が付いた赤道儀の購入を考え始めたときに、折りよく新発売されたのが、ケンコー
SE(Sky Explorer)赤道儀です。 新発売された製品ということで当然ながら性能など未知数のところはありましたが、実際にはこの赤道儀は中国企業Synta社によって開発・製造され、海外ではHEQ5の製品名でしばらく前から発売されていたものに自動導入機能"SynScan"を取り付けたものです。 HEQ5赤道儀の海外における評判としては、程よいサイズとがっしりとしたつくりには定評があるものの、追尾精度に関しては観望向きであり写真撮影には向かない、というものでした。 しかし、 - HEQ5 SynScanより先行発売された、より大きなサイズの赤道儀であるEQ6 SynScanについては、SynScanがついて追尾精度がよくなったという評価がみられたこと - オートガイド端子が用意されガイドスピードとして従来は2倍より低い速度にできなかった点が改善され、1.25倍速まで選べるようになったこと - 自動導入精度についても、EQ6 SynScanで評判が良かったこと - モーターがタカハシの赤道儀などでも採用されているマイクロステップ駆動方式を使ったステッピングモーターであるため、安定した駆動と高速(最大800倍)が両立できていること といったことから、写真撮影が中心である私にとっても十分候補になりえると考えました。 |
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| そして、この赤道儀の一番の魅力はその低価格にあります。同じく自動導入機能を持ったビクセンのGP-Dとスカイセンサーの組み合わせやSX赤道儀よりずっと安い価格で販売されているにもかかわらず、強度も高いことが期待できます。 これらのことから、2005年8月の発売開始と同時に購入しました。実際に使用してみて感じたことをまとめてあります。 (1) 良かった点・気になる点 (2) 追尾精度 まだ使用し始めたばかりではありますが、当初の購入目的だった自動導入機能は撮影の効率向上に役立っていますし、心配した追尾精度もオートガイダーを使えばまったく問題はありません。そして、強度が上がったのもうれしいところです。 遠征のときなどの運搬時に問題になる大きさについては赤道儀本体はさほどGP-Dと変わらず従来から使っていたケースに収めることができました。三脚が長くなった分かさばりますが、天頂付近の撮影の際など姿勢が楽になりますのでそれで良しとしましょう。 海外でかなり使用されている赤道儀ですから、ネット上の情報も豊富で分解・調整の仕方を公開しているサイトもあります(英語ですが)。そのサイトを参考にしながら私も赤経ウォームホイル・ギアのところまで分解してみましたが、意外と簡単でした。何かあったときに調整をしやすいのもいいですね。 このように、私にとっては非常にコスト・パフォーマンスに優れた良い赤道儀だと思います。ノータッチ・ガイドで星が点に写ることを期待されている方には向いていませんが、オートガイダーを使う人、赤道儀の調整などが苦でない人などは、十分検討する価値があるのではないでしょうか。 |
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