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画像処理 撮影した写真をさらに美しく仕上げるためにPC上で画像処理を行いますが、その中で私が行っている周辺減光の補正方法の紹介です。
Photoshopによるフラット画像の作成

2. グラデーション・レイヤーの作成

Photoshiopにて元画像を開いている状態で、その画像にグラデーション・レイヤーを新規に追加します。

Photoshopのメニューから、レイヤー → 新規塗りつぶしレイヤー -> グラデーション と進みます。


そうすると右図のようなダイアログが表示されるので、

- スタイルを円形に

- 角度を、先ほど計算した対角線の角度

に設定します。

それから、グラデーションのところに表示されているバーをクリックすると次にはグラデーション・エディタのダイアログが出てきます。
グラデーションの設定




グラデーション・エディタでは、まずプリセットの中から上の図にあるものを選択します。(上列の左から3番目)

あとは下半分のグラデーションタイプを設定することになります。
プリセットのままではカラーを設定できるのは2ポイントだけで、それぞれ水平位置0%(左端)と100%(右端)にあるはずです。



ここで入力すべきポイントの位置とそのポイントにおけるカラーは、さきほどのExcelファイルで表示されている内容です

ここでの例に従うと、ポジション1の水平位置は35%ですから、Photoshopのプリセット位置0%から35%に変更します。そして左下のカラーのところをクリックし、RGB (0, 0 ,0)となっていることを確認します。

ポジション2に対応するポイントはないので適当な位置をクリックすることで追加します。
水平位置を75%、カラーをRGB (19, 20, 20)に設定します


そしてポジション3の水平位置は100%のままですが、RGB (36, 40, 40)に設定します

あとは、2つの中間点の位置をさきほど調整した位置に変更します。(この例では、いずれも55%です。)
ポジション2をクリックすれば上図のように、その両側に小さなマークが現れるのでそのマークをクリックして選択すれば、位置の入力ができます。



グラデーション・エディタで入力するデータ


以上でグラデーションの設定が完了で、フラット画像に相当するグラデーション・レイヤーが作成されたことになります。


ただしデフォルトの設定のままではレイヤーの描画モードが通常のままですので、上側にあるグラデーション・レイヤーだけが画面に表示されていて、背景として表示されていた写真がまったく見えなくなっています。

そこで描画モードを、加算に相当する"覆い焼き(リニア)"に変更します。

これにて元画像に対して、フラット画像であるグラデーション・レイヤーが加算されるので、周辺減光が補正されているはずです。


この後は通常の画像処理、トーンカーブやレベル補正を進めていくことになります。
それらの処理においてコントラストを調整したりすると、周辺減光補正の不自然さが見えてくることがあると思います。

そんなときには、このグラデーション・レイヤーをクリックすれば、再びグラデーションの設定ができますので、そこで不自然さがなくなるように再調整します

あるいはレイヤーの不透明度を調整することもできます。

せっかくPhotoshopの強力な機能であるレイヤーを使っているので、調整レイヤーとしてレベル補正を追加してそこでガンマを大きくしておくと、周辺減光補正がうまくできているかわかりやすいです。
周辺減光補正の調整が終わった後で、そのレベル補正の調整レイヤーを削除すればOKです。




最後にレイヤーメニューから画像の統合を行うまでこのレイヤーは保持されますから、何度でも調整が可能ですし、ファイルの保存の際に、PhotoshopのPSD形式であればレイヤーの情報を持たせたまま保存することも可能です。


レイヤー描画モードの変更