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南十字星からエータカリーナ



5年ぶりに再訪したニュージーランドでテカポに到着したその日の夜に撮影した画像です。 クライストチャーチからテカポに向かう道中は曇っていたのですが、テカポの辺りで急に晴天域となりました。このチャンスをものにしたいということで 夕食や買い物を手短に済ませてテカポ湖西岸の撮影地に出かけました。前回2019年のときにも使用した場所です。

使用した光学系はACL200で前回は持っていませんでしたし、2回目のNZ遠征ということでチャレンジして9枚モザイクとしました。南半球の星空における ハイライトである南十字星からエータカリーナ星雲までを一気に収めています。今回の遠征で一番撮りたかった構図なので、最初の夜に撮影できてほっとしました。 エータカリーナ星雲の中心部は輝度が高いためすぐに飽和してしまいます。1分露出のコマも撮影してレイヤー合成しています。
ただ今回の遠征で気になったのは緑色を中心としたカブリで前回では存在していなかったのですが、今回はほぼ毎日発生していました。方向にもよりますが高度が低いところは そのカブリの影響が大きかったです。こちらの画像は南中の頃に撮影したので高度的にはかなり高いのですが、200mmの画角だとどうしても背景に傾斜などが出ていたので GraXpertを使用しています。
    2024年5月
Askar ACL200 200mm F4
Nikon Z6 HKIR改造
ISO3200 210秒露出 x4 コンポジット x9 モザイク
Vixen AP赤道儀にて追尾
PHD2 + ASI120MM Mini によるオートガイド
ニュージーランド テカポにて撮影
Adobe Lightroom Classic, Adobe Photoshop 2024 による画像処理