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天の川にある大きな暗黒帯パ
イプ星雲から、さそり座尾部の星雲群、彼岸花星雲や出目金星雲のあたりをコーワ プロミナーの8枚モザイクで撮影しました。様相豊かで様々な対象がある領域をビビットな色合いで処理して
いま す。この辺りは、いろいろな構図で撮影できますね。
2018年から新しく使い始めたコーワ プロミナー 500mm F5.6L と TX07T
の組み合わせは今までの光学系と比べるとシャープさが一段違います。ただその分なのか温度に対するピント位置が敏感で、今回はモザイク1コマ10分ごとに
ピント位置の確認をしながら撮影しました。シャープな分シンチュレーションの影響も出やすく撮影画像だけではピント
位置がずれたのか、シンチュレーションが悪化したのかが判断が難しく、現時点は1等星とバーチノフマスクの組み合わ
せでのピント確認が必要でちょっと手間がかかります。
そのシャープさからくる星像の小ささは見事ですが、ただ解像度を見ると、さすがにGSO鏡筒の20cm
焦点距離1,000mmには及ばないですね。
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