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NGC5128とオメガ星団
ケンタウルス座にある、電波源として有名な銀河NGC5128と球状星団オメガ星団NGC5139です。

オメガ星団の南中高度は約8度、この観測地では南から南西にかけて天城山があるため山の上に現れる時間は30分程度です。

NGC5128とオメガ星団を並べると丁度VIXEN 102SSの画角にぴったりくるので撮影してみたかった対象です。露出時間が短くて済むようにフィルムはプロビア400Fの4倍増感(+2 push)としました。

いざ撮影をしてみるとやはりぎりぎりの高度で、露出をかけながら傍らで双眼鏡を使って山際に隠れないかチェックしていたのですが、このときほど星の動きの速さを実感したことはありませんでした。どんどん山に近づいていくのがわかりました。

十分な露出をかけることができるか、山に隠れるのが先か、心配でしたが、何とか間に合ったようです。



* 月刊天文ガイド 2006年6月号 入選作品
 
 
2006年3月 18分露出
VIXEN ED102SS 焦点距離660mm F6.6
BORG マルチフラットナー 6x7
三ツ星 Selfish 6x9
Kenko SE赤道儀による追尾
ASTROSNAP + ToUcamによるオートガイド
プロビア400F 4倍増感
天城高原にて撮影

Adobe Photoshopによる画像処理