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カシオペア座にある大きな散
光星雲NGC7822 &
Ced214からM52星団にかけての領域です。M52の近くにはシャボン玉星雲や洞窟星雲と呼ばれるそれほど大型ではないものの特徴的な形を持つ散光星
雲がいくつもあります。
NGC7822 &
Ced214はもっとも北側にある散光星雲と言われていますが、そのぶん赤緯の座標が高いところにあるのでモザイク撮影しようとすると、回転が生じるため
縦横にきれいに並べることができず少しずつ座標をずらしながらの構図決めとなります。そのぶんどのように領域を切り
取るか悩ましかったです。左下の方にカシオペア座のβ星カフと散開星団NGC7789が入るようにしました。うっす
らと広がる赤い星雲や天の川の星々の色合いに注意しながらの画像処理でした。
撮影した日はこの撮影地としては珍しいぐらい登山の車が夜中に何台も
やってきたのですが、それらの車のライトの影響が出ていたようでコマにはあちらこちらに色むら、カブリが出ていて色
を合わせるのが大変でした。あるいは気象条件としても水蒸気、薄雲
によるムラというのもあったのかもしれません。
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