コーン星雲からバラ星雲 | ||
BORG 77EDII + F4レデューサーで、コーン星雲からバラ星雲にかけての一帯を8コマモザイクで撮影しました。 青いIC2169の青と赤い星雲の対比がキーとなる領域ですが、今回はHEUIBフィルターをチョイスしました。HEUIBフィルターはUIBARのみに比べると星雲のコントラストはつきますし、青の彩度はLPS系よりもよく出てくれます。その一方で露出係数もほとんどないので短い露出で済みます。 もちろん淡い星雲に対してはLPS系より劣る感じですが、果たして8分露出 x2 コンポジット、x8 モザイクの合計128分でどこまで星雲が出るか、ということに注目しての撮影でした。 過去の銀塩作品と比べるとE200よりは若干落ちるか、という感じですが、それでもまずまず、というところではないでしょうか。輝度のあるメジャーどころの対象に対してはこれで十分と思います。LPSの半分の露出時間で済みます。合計で2時間ちょっとなら銀塩とさほど変わらないという感じがしますね。 |
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2008年12月 BORG 77EDII 焦点距離510mm F6.6 BORG EDレデューサー F4DG 7704 Canon EOS KissDX SEO SP (UIBAR) + HEUIB ISO1600 8分露出 x2 コンポジット x8 モザイク Kenko EQ6PRO赤道儀による追尾 PHD Guiding + Orion StarShoot Autoguider によるオートガイド 天城高原にて撮影 Adobe Lightroom、Photoshop CS3 による画像処理 |
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