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M8・M20 付近







いて座の濃い天の川の中にあ るM8・M20星雲は写りやすく人気のある夏の撮影対象です。とくにM8は明るくて肉眼でもその存在はわかります。 ただ梅雨のある日本では意外と撮影好機と言える期間は短くて梅雨入り前の4月、5月になります。

4月のまだ早い時期の撮影でしたが、昇ってくる時間が遅くて薄明開始までの2時間の中で撮影する必要がありました。 そのためコンポジット枚数は3枚に抑えることになりましたが、明るい対象でそれほど強い処理を必要としないためノイ ズなどの問題はなかったです。空の暗い乗鞍高原での撮影ということもあり処理は比較的簡単に済ませることができまし た。

前回撮影したときはM8中心部は飽和しなかったのですが、今回撮影した 画像をチェックしたところ飽和してしまっていたので75秒露出のコマを2枚撮影してレイヤー合成しています

この時期の乗鞍高原はまだ寒さが厳しく明け方にはマイナス6度ぐらいまでに下がり機材にはびっしりと霜が付きまし た。

 
 
2021 年 4月
GSO 20cm 焦点距離 10
00mm
Badder Planetarium MPCC Mark III

Nikon Z6 HKIR改造
ISO3200 300秒露出 x3 コンポジット x8 モザイク
Kenko EQ6赤道儀による追尾
PHD2
+ OAG9 + Lodestar X2 によるオートガイド
乗鞍高原にて撮影

Adobe Lightroom Classic、Photoshop 2021 による画像処理