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M52付近
カシオペア座の散開星団M52の周辺には、まるで千切れ雲のように、小さめのさまざまな散光星雲が存在しています。今年は、VIXEN ED102SSで少し拡大して撮影しました。

あちこちに星雲が点在しているために構図にちょっと悩みます。画面右に写っている2つの星雲をきちんと収めてもいいかと思ったのですが、そうすると中心付近のM52とその周りの星雲が左によってしまいますから、少しバランスが悪くなるかと思って、この構図にしました。

過去に撮影した画像とプラネタリウム・ソフトで構図を決め、プラネタリウム・ソフトで構図の中心位置の赤経・赤緯座標を読み取って、赤道儀のコントローラでそれを入力すればいいのですから、対象の導入にかかる時間をかなり短縮できました。
    2005年9月 42分露出
VIXEN ED102SS 焦点距離660mm F6.6
BORG マルチフラットナー 6x7
三ツ星 Selfish 6x9
Kenko SE赤道儀にて追尾
ASTROSNAP + ToUcamによるオートガイド
エクタクロームE200 4倍増感
天城高原にて撮影
Adobe Photoshopによる画像処理