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GSO鏡筒は撮影の難易度が
上がり作品化の成功率というものはどうしても下がってしまいます。撮影カメラをNikon
Z6に変更してから何回かのトライ&エラーを経て、ようやく作品化ができました。ピント合わせ時の感覚、ゴーストの出方といったものがEOS
6Dと異なっていました。一方でミラーレスならではの利点としてミラーによるケラレがないこともありフラットは合い
やすいように思います。
5年前に同じGSO鏡筒でほぼ同一の構図で撮影しているのですが、そのときは9枚モザイクでした。今回の方 が写っている範囲としては縦に狭く、その代わりに横にやや広くなっていますね。
画像処理を進めていく中で途中までは前回とほぼ同じようなな仕上げだったのですが、それでは撮りなおした意味が少な
く
なってしまうので、思い切って彩度を上げることにしまた。おかげで今回は星雲の色合いの違いがよく分かる仕上げに
なっています。
またM42中心部には1分、15秒、6秒、3秒の短時間露出のコマをレイヤー合成することでトラペジウムまで見える
ようにしています。トラペジウムはこの構図に対してサイズが小さいのでFlickrの大きな画像でも分離していませ
んが、様子は見て取れるかと思います。8枚モザイクではそのままではM42はコマの周辺部になってしま うので、M42を中心に導入しなおして短時間露出を撮
影しました。
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