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M16・M17付近
以前から観望に使っていたビクセンのED102SSに、BORG マルチフラットナー6x7を取り付けた鏡筒での撮影です。
カメラも、BORGのパーツとPENTAX 6x7の組み合わせではケラレが大きいこともわかっているので、アストロカメラ、三ツ星のSelfish 6x9を使用しました。

この画像では、67判相当にトリミングしていますが、オリジナルの6x9判で見ると、さすがに6x9判の四隅ではイメージサークルの限界からくると思われる光量低下がありましたが、その点を除けば周辺減光もほとんど気にならないフラットさで、ケラレもほとんどありませんでした。

以前使っていたBORG 100EDではピント出しに苦労しましたが、こちらの鏡筒ではまずまずのピントに追い込めたのも良い点です。

この日の新五合目はある程度は下界の街明かりがさえぎられていましたが、それなりに漏れてきていたので、いて座のこのあたりでも街明かりの影響で画面下部ほどカブリが現れていたのを画像処理で補正しています。

その一方で露出45分ではアンダーで特に天の川の淡い部分での階調が不足していますね。
 
 
2005年6月 45分露出
VIXEN ED102SS 焦点距離660mm F6.6
BORG マルチフラットナー6x7
三ツ星 Selfish 6x9
Vixen GP-D赤道儀による追尾
ASTROSNAP + ToUcamによるオートガイド
エクタクロームE200 +1 1/2 増感
富士山新五合目にて撮影

Adobe Photoshopによる画像処理
67判相当にトリミング