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ぎょしゃ座の星雲・星団



ED102SSの9枚モザイクで、ぎょしゃ座の中心部にあるIC405・ IC410やM38の領域を撮影しました。こ のあたりは、明るい星雲の周囲に淡い星雲が複雑に広がり、そしてそこにM38・M36といった星団も絡んでいて、な かなか見ごたえがあると思います。

この領域をED102SSのワイドフィールドで狙うには、淡い星雲をいかに表現できるかだと思ったので、LPS- P2フィルターを使用しました。光害のあ る富士山でも天頂方向は標高の助けもあるので、狙い通りに淡い星雲の様子を抽出できたと思います。ただフィルターの 副作用としてちょっと輝星のまわりにハ ロがついてしまったので、それは画像処理で低減してあります。


ED102SS+BORG F4DGレデューサーの組み合わせは比較的シャープですから、9コマモザイクとなると星像が針で突いたように小さく なってくれます。

    2011年10月
Vixen ED102SS 焦点距離660mm F6.6
BORG EDレデューサー F4DG 7704
SEO Cooled 60D (UIBAR) + LPS-P2
ISO1600 12分露出 x2 コンポジット x9 モザイク

Kenko EQ6PRO赤道儀にて追尾
PHD Guidng + Orion StarShoot Autoguider によるオートガイド
富士山新五合目にて撮影
Adobe Lightroom 3 + Adobe Photoshop CS5による画像処理