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IC2177
日本ではわし星雲という愛称があるIC2177です。ただ夏のM16星雲もわし星雲と呼ばれることがあるのでちょっとまぎらわしいですね。

この星雲もVIXEN ED102SSで撮影したかった対象でぴったりの大きさだと思ったのですが、少し欲を出して左下の小さな星雲IC468(Sh2-298)までを収めました。

フィルムはいつもどおりのE200なのですが、今回はこの星雲の部分的な青い色が比較的よく写ってくれたと思います。昨シーズンにPENTAX 100SDUFで撮影したときはそれほど青が出てくれなかったのですが、その差は何なんでしょうね?光学系?空の条件?それとも画像処理の技術?

使用しているスキャナがアンダーのポジだとカラーバランスがかなり狂ってしまうようなので、意図的にややオーバーとなるように露出を決めました。それにしても、この光学系は多めに露出をかけることが必要なのですが、いったい実効F値はいくつなのか不思議です。フラットナーで思いのほか焦点距離が伸びているのでしょうか??

    2005年11月 50分露出
VIXEN ED102SS 焦点距離660mm F6.6
BORG マルチフラットナー 6x7
三ツ星 Selfish 6x9
Kenko SE赤道儀にて追尾
ASTROSNAP + ToUcamによるオートガイド
エクタクロームE200 4倍増感
天城高原にて撮影
Adobe Photoshopによる画像処理