IC1396付近 | ||||
蓼科で撮影したIC1396とその周辺です。今年は右側にある半円形をした
Sh2-129と一緒に収めた構図としました。こちらの方が定番ですね。 普段の観測地の天城高原は北側はいい空でない、かつ標高がそれほど高くないということ で、あまり夏場には向いていません。しかし富士山は夏休み中は登山シーズンのため使えない、ということで毎年夏の観 測地には苦労していました。しかし蓼科は夏から秋にかけての観測地としていい条件がそろっています。難点はやや遠く て片道3時間かかる、というところで、ちょっと気軽に行く、というわけにはいかないですね。 このIC1396の領域は、淡い散光星雲、暗黒帯が入り乱れているの で、そこまで表現できるかがポイントだと思います。IC1396自体も、北アメリカと比べると同程度の大きさなが ら、意外と淡いので簡単な対象ではないですね。 画像処理の際には天の川の微恒星を白く保つよう注意すべきと思います。 |
2007年8月 55分露出 PENTAX 100SDUF 焦点距離400mm F5.6 PENTAX 6x7 Kenko SE赤道儀にて追尾 Guidemaster + ToUcamによるオートガイド エクタクロームE200 +1 1/2 増感 蓼科山七合目にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
|||