はくちょう座γ星からその北部 | ||
はくちょう座のγ星からその北側の領域に広がっている散光星雲をVixen ED102SSで撮影しました。PENTAX
100SDUFだとγ星からデネブにかけてが入るのですが、その部分的な拡大になります。 この画角には入りきらないために構図としても悩ましいのですが、γ星を含めてその代わりに上側をあきらめています。 幾重にもベールが折り重なったような構造が美しく、個人的には好きな領域です。またその中にNGC6914が小さく青く写っていて良いアクセントになっています。 2006年は梅雨明けが遅れて7月末となりました。その梅雨明け直前のわずかな晴れ間に撮影できた1枚です。雲が流れる中の撮影だったのでγ星が大きく滲んでいますし、透明度も悪くポジの写りはかなり悪いものでした。 そこから何とか画像処理にてまとめ上げたのですが、やはり処理としては強いものでちょっと荒れてしまっています。(このサイズではわかりませんが。。) 機会があればまた挑戦したいものです。 月刊天文 2006年11月号 入選作品 |
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2006年7月 55分露出 VIXEN ED102SS 焦点距離660mm F6.6 BORG マルチフラットナー 6x7 三ツ星 Selfish 6x9 Kenko SE道儀による追尾 ASTROSNAP + ToUcamによるオートガイド エクタクロームE200 4倍増感 天城高原にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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