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カシオペア座からペルセウス座



カシオペア座からペルセウス座にかけての天の川の画像です。秋の撮影対象として人気のある 二重星団や散光星雲IC1848・IC1805を右上に入れて、左下にはペルセウス座の淡い星雲Sh2-205, Sh2-210のあたり までを収めました。中央下の明るい星はペルセウス座α星のミルファクになります。 あまり見ない構図ですが、右上と左下の星雲群はそれぞれ撮影したことがありそれを一つの構図に収めると どうなるだろうという興味もあって撮影しました。赤緯の高い領域なので、モザイク撮影を行うと1枚1枚の傾きが 大きくなり構図の調整が少し大変でした。もう少し左にふっても良かったですね。

それなりに淡い星雲を表現しようとすると強い画像処理が必要になり、そうすると特に焦点距離の短いレンズでは 微光星が肥大化しやすいというところを抑えるために200mmレンズでのモザイク撮影というのに取り組んだのですが、 その狙い通りにはできたかなと思います。最近の画像処理技術を身に付ければそういう苦労はないのでしょうが。
    2023年10月
Askar ACL200mm 焦点距離200mm F4
Nikon Z6 HKIR改造 + HEUIB-II
ISO3200 180秒露出 x4 コンポジット x9 モザイク
Vixen AP赤道儀にて追尾
PHD2 + ASI120MM Mini によるオートガイド
蓼科山七合目にて撮影
Adobe Lightroom Classic + Adobe Photoshop 2024 による画像処理