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冬の天の川
天城高原から見上げた冬の天の川です。ペルセウス座から、とも座のあたりまでの天の川を対角魚眼レンズにて一気に捉えました。冬の澄んだ空ならではの眺めです。
この日は、ふたご座流星群の極大であり数多くの流れ星を見ることもできました。

ペルセウス座には2007年の秋から冬にかけて注目を集めたホームズ彗星が見えていますし、ふたご座の足元には2年ぶりに地球に接近している火星が赤く輝いています。そして南東の山際からはガム星雲が頭を覗かせているのが見て取れます。

魚眼レンズはレンズ収差に対しては普通の広角レンズより有利なためか、このレンズでは周辺減光補正は必要ありません。
その一方で、南天の暗い天城とはいえ、さすがにこのような構図の星野写真ではカブリ補正は欠かせませんが、完全には補正せず少し残した状態にしてあります。


 
 
2007年12月 65分露出
PENTAX 67 35mm F4.5 絞りF5.6
PENTAX 6x7
Vixen GP赤道儀にて追尾
ノータッチガイド
エクタクローム E200 +1 増感
天城高原にて撮影
Adobe Photoshopによる画像処理