いて座の天の川 | ||
夏の天の川でもっとも見ごたえのある領域と言える、いて座付近です。さそり座のすぐ隣なので、やはり南の低空となってしまいます。 そのため、すこしでも透明度が良いこと、そして街明かりの影響か少なくなる夜半以降に撮影できること、などを考えると、4月、5月の梅雨入り前が撮影のチャンスとなります。 5月はじめのゴールデンウィーク中の撮影でしたが、天城特有の局地的な雲に悩まされ、晴れ間はわずか2時間あまりしかありませんでした。雲間に見えた星空はまずまずのものだっただけに、もっと長い時間晴れてくれれば、と残念な思いをしました。 それでもこの写真はカブリの影響などを抑えることができ、この領域としてまずまず満足できる仕上がりとなってくれました。 |
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2006年5月 20分露出 PENTAX 67 105mm F2.4 絞りF4 PENTAX 6x7 Vixen GP赤道儀にて追尾 AstroSnap + Qcam4000によるオートガイド エクタクロームE200 2倍増感 天城高原にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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