ガム星雲 | ||||
伊豆 天城高原から撮影したガム星雲です。日本国内からは巨大なガム星雲の北側半分を見ることができます。 地平線すれすれですので綺麗に写すことができるかどうかは空の透明度が重要ですが、この日は残念ながら万全の条件とはならず発色も濁ってしまいました。何とか画像処理にて補正してガム星雲の構造を浮き上がらせたのがこの作品です。チャレンジングな対象ですね。 この高度ではカブリ補正が必須ですし、天の川、星雲が入り組んでおり、そこにさらに周辺減光補正をするとなると非常に苦労するのが予想されたので、周辺減光補正の手間を省くために絞りをF4.8にしています。 165mmを使用していますが、このレンズはオリオン座の中心部がちょうど収まる画角ですので、ガム星雲の大きさを想像いただけるかと思います。 月刊天文ガイド 2007年4月号 入選作品 |
2006年12月 32分露出 PENTAX 67 165mm F2.8 絞りF4.8 PENTAX 6x7 Vixen GP赤道儀にて追尾 Guidemaster + Qcam4000 によるオートガイド エクタクローム E200 2倍増感 天城高原にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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