ぎょしゃ座中心部 | ||
中望遠165mmレンズで撮影したぎょしゃ座の五角形です。 空が暗くて標高のある蓼科山でほぼ南中時の撮影ですから、絶好のコンディションです。この日は透明度もまずまずでした。 おかげで、ぎょしゃ座の淡い天の川の微光星が群れる様子、左下は暗黒帯に覆われている様子、あちらこちらに潜む星雲、星団が様相豊かに写ってくれました。 なんといっても、左下のほうにレムナントSh2-240が写ってくれたのが一番の驚きでした。この画像では大きな淡い赤の塊にしか見えませんが、元画像のサイズでは、その構造も写っています。ここまで明瞭に写ってくれたのは初めてです。よく知っている勾玉星雲からM38あたりの星雲の写り方と比べると、レムナントの淡さが良くわかりますね。 それ以外にも、あちらこちらにマイナーな淡い星雲が写っています。 |
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2006年10月 41分露出 PENTAX 67 165mm F2.8 絞りF4.8 PENTAX 6x7 Vixen GP赤道儀にて追尾 AstroSnap + Qcam4000 によるオートガイド エクタクローム E200 +1 1/2増感 蓼科山七合目にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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