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ぎょしゃ座付近
標準レンズで撮影したぎょしゃ座付近です。ペルセウス座のあたりで最も淡くなった天の川が徐々に濃くなり始めます。

勾玉星雲やM38、M36、M37の大型の散開星団といった有名どころに加えて、よく見てみると、カペラの少し右のほうにはSh2-216が淡く写っていますし、五角形の下になるβ星エルナトのすぐ左には、レムナントSh2-240がなんとなく存在しているような感じがあります。

ただ背景にムラが出てしまい、ムラなのか星雲なのかはっきりしないところもあって残念です。

ぎょしゃ座は天頂付近を通過しますからかなりいい条件で撮影することができます。この写真も絞りF4.8で露出時間を37分と長めにしましたが、ほぼ適正露出でした。

 
 
2005年12月 37分露出
PENTAX 67 105mm F2.4 絞りF4.8
PENTAX 6x7
Vixen GP赤道儀にて追尾
AstroSnap + Qcam4000によるオートガイド
エクタクロームE200 2倍増感
天城高原にて撮影
Adobe Photoshopによる画像処理