わし座の天の川 | ||
わし座の天の川を標準105mmレンズで撮影しました。 散光星雲などが存在しないため地味な領域ですが、暗黒帯により天の川が二つの流れに別れている様子がよくわかります。 この右側の部分は春先に夏の天の川が東の空に昇ってくるときに一番最初に見え出す部分で、これを見ると天の川のシーズンがやってきたことを感じます。 その中には大型の散光星団、IC4756とNGC6633が並んでいますが、PENTAX 100SDUFで撮影しても面白いかもしれませんね。 右下のほうがたて座付近、その先がいて座などの銀河系中心方向になります。天の川が、いて座の辺りの黄色っぽい色から、はくちょう座辺りの白銀まで色が変化していく丁度その中間辺りですので、このあたりは、そのいずれとも違った独特の色合いをしていますね。 * 月刊天文ガイド 2006年9月号 入選作品 |
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2006年5月 20分露出 PENTAX 67 105mm F2.4 絞りF4 PENTAX 6x7 Vixen GP赤道儀にて追尾 AstroSnap + Qcam4000によるオートガイド エクタクロームE200 2倍増感 天城高原にて撮影 Adobe Photoshopによる画像処理 |
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