東京担担麺本舗というサブテーマを頭に戴く瀬佐味亭です。
店のオープン時は当然、白ゴマを使った担担麺。1.9ミリという極細の刃で、炒りたてのゴマを
挽き、細かくごまを挽くことで、クリーミーな芝麻醤(ごまダレ)が瀬佐味亭の基本です。
11月8日TBSテレビ「王様のブランチ」で紹介された「黒の担担麺」は炒りたての黒ゴマを、白よりもやや大き目の2.5ミリ、という刃で粗めに挽きます。比較の問題ですが、白よりもやや粗めの、黒の芝麻醤で作る担担麺は、白の胡麻タレほどスープと交じり合わずに、ややさっぱり感じられるかもしれません。
日本そばに例えたら、白ゴマを使った担担麺が、「更科」系ならば黒担担麺は「藪」系といえるかも知れません。
黒担担麺の色「黒」は栄養食品としても、今注目のごま本来の「色」です。いたずらに興味を引くため、無理やり付けた黒色とは、黒は黒でも、まったくの別物、美味しさもパワーも違うのです。
「王様のブランチ」でもう一つ、
【健康方程式=ごまと黒酢と瀬佐味亭】で紹介された酸辣麺(サンラーめん)。
瀬佐味亭が作る、ショウガ、ネギ、八角、山椒、桂皮、5つの香りを持つ、漢方の辣油(らーゆ)、五香辣油と黒酢を、約30ml使ったとても、スパイシーでヘルシーな一品、酸辣麺(さんらーめん)は、女性のお客様だけでなく、健康に関心のある男性のお客様にも、多くの支持を得ています。
そして最後が、
11月28日(金)フジテレビ「VVV6」で放送予定の「金の担担麺」
ごまを知りつくした、瀬佐味亭が作るのは、流通量の数パーセントという、希少品の金ごまを使った担担麺。担担麺専門店でも、メニューに見たことがありません。
 独特の「コク」と香りを持つ金ゴマを1.9ミリと2.5ミリという2種類の刃で2度挽きした、それはそれは滑らかな、金の芝麻醤で作る、「金の担担麺」は、世にも不思議で、幸せな香り、と味を持った担担麺です。
「担担麺考」
麻、桂皮、山椒、八角、 根生姜、長ネギ、大蒜、赤唐辛子。
どれもが、強烈で個性的な香りを持つ食材です。
これらの材料をいかに配合し、バランスよく組み合わせることで、香り高く美味しい担担麺が作られます。
どれが強くても、目立たなくてもいけません。そこが難しくて、奥が深い、担担麺の魅力的なところです。

の繊細な香りのバランスを楽しむには、豊かな感性と、成熟した大人の味覚が要求されます。
この条件を満たす見返として、担担麺は珠玉の幸福を私達にもたらしてくれることでしょう。

担麺の主役を担う胡麻。主成分セサミン・ゴマリグナンは、抗酸化物質としての研究が進歩して、食品だけにとどまらず、今や医薬品への応用段階にまで達している状態です。

にもカルシウム、たんぱく質など胡麻が我々現代人に与えてくれる恩恵は、計り知れないものがあります。

担麺は、この胡麻を量的にも必要十分に摂ることができ、一回の食事としても、らーめんなどに比べると栄養バランスに極めて優れていると自信を持ってお勧めすることができます。