LOVE THAT LOUIE

 
 昨年(2005年)暮れに購入した妙なCD。「The Louie Louie Files」との副題の通り、リチャード・ベリーのオリジナル録音から元ネタとなった楽曲、60年代中心の各種カヴァー、改作、続編と全24曲80分近くロックン・ロールの古典“Louie Louie”が楽しめる、まさに“Louie Louie”尽くしのコンピレーションである(英ACE RECORDS,2002 ACE CDCHD844)。

 元ネタは『インスパイヤ』どころの騒ぎではなく明らかにそのまんまだし、どこを改めたのかほとんどわからない『改作』ヴァージョンはAVA DOLL、苺ましまろどころかパチモンピンキーな代物(“Louise Louise”ってアンタ・・・)。カヴァー・ヴァージョンの数々も人によってこうまで変わるかと興味深いものがあるし、さすがは英ACEレコードというべき好編集盤・・・・・・であるのだが、何せネタが“Louie Louie”である。如何に古典的名曲とはいえ3コードのシンプルなロックン・ロールである(↓の画像参照)。通して聴くとどうなるかは言わずと知れよう。

 新☆堂某駅ビル店で何故か店員の手書きポップ付きでディスプレイされていたこの名(迷?)編集盤に敬意を表して・・・というわけではないが、“Louie”繋がりということでこのコーナーではPK-011通称ルイの画像を掲載していこうと思う。
 余談ながらルイは管理人の元に最初にやってきたピンキーでもある。

page one:
The Original Louie

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