
3月の学校便りから
本年度の締めくくりにあたって
校長 嶋崎 均
開花の遅れている梅の花もやっと咲き始め、年度を締めくくる3月に入りました。教育活動総まとめの取り組みが続く日々を、子供たちの成長を確かめるよい機会として大切に積み上げたいと思います。
「わたしの現在が成功というなら、わたしの過去はみんな失敗が土台作りをした」とは、ある著名な方の言葉です。
偉人や成功者のさまざまなエピソードは、どの子供たちにも大器晩成の可能性を示唆してくれています。
相対性理論でよく知られているアインシュタインは、子供のころは劣等生の評価を受けていたそうです。なかなか言葉を覚えず、性格は内気で発育も悪く、学校の先生も両親も成長を半ば諦めていたということです。
進化論のダーウィンは大変な勉強嫌いで、8歳の時に妹と一緒に小学校に入学したほどで、学校での成績は妹よりも悪く、大学まで勉強嫌いは変わらなかったということです。しかし、子供のころから収集マニアで、植物、昆虫、鉱物、貝殻など自然に対する興味は人一倍持っていたそうです。
進級、卒業の季節です。学校に在籍する時代は、学業成績に一喜一憂を繰り返すものですが、今の成績だけにこだわり過ぎることなく自分を見つめ、自分がやりたい学問は何か、やりたい仕事は何かという夢をもち、はっきりとした目標になるよう努力させたいものです。
先日は、6年生のための卒業記念講話・生き方授業を2名の先生にしていただきました。どちらの先生も、生きがいのある人生を送るために必要な心構えを分かりやすく伝えてくださいました。本校の教育を礎に育ちゆく子供たち一人一人が、今日という時間を力いっぱいに生き抜き、自分の花を最大限に咲かせる日を思い浮かべるのは大変楽しいことです。
いよいよ、3月23日には24名の子供たちが、第100回卒業生として長谷戸小学校を巣立ちます。どの子も自分らしさを発揮して、下級生の世話もよく行い、学校の先頭に立って活躍してくれました。心より卒業を祝し、今後は中学生として立派に成長されることを願ってやみません。6年生の保護者の皆様も、学年、さらには学校全体のために多くのご尽力をいただきました。深く感謝申し上げます。
すべての関係者の皆様からのご協力により、次年度の100周年記念事業に向けた取り組みが確かな手応えとなって拡がってきました。子供たちの夢や希望が膨らむ学校をさらに充実させるよう、次年度も前進いたします。
終わりに、年間に予定した教育活動が計画通りに円滑に進められましたことに対して、PTA並びに各家庭の皆様、地域の皆様に厚くお礼申し上げます。


