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倉田 薫子(Kurata Y. Kaoruko)
講師、博士(人間・環境学)
<資格>
環境省環境カウンセラー
小学校1種教員免許
中学校教員専修免許(理科)
高等学校教員専修免許(理科)
学芸員
普通自動車運転免許
大型自動二輪運転免許
<趣味>
バイクでツーリング
<担当科目>
生物学(1)生物学(2)、進化論、植物学、
生物学実験、環境概論、環境と社会、
海外体験実習
<専門>
植物系統進化、植物地理、自然史、環境教育
本研究室では、主に植物を対象として「形態」
と「DNA」と「環境」の相互作用に関する
学際的な研究を行っています。
Key Words:植物の系統・分類・進化、
植物地理、分子生態学、自然史、
環境教育、生物教育
研究テーマ:
生物の「生い立ち」と「生き様」を探る
形態およびDNAの情報を元に,地球上に生育する生物,特に植物の「生い立ち」と「生きざま」を探求しています.生物は地球上の多様な環境に対して適応し,多様に進化を続けています.本研究室では,国内の身近なフィールドや,南太平洋のニューカレドニア,東南アジアのマレーシア、北太平洋のハワイ諸島などの世界的に種多様性が高い地域を対象として,「進化と系統(どこからきたのか)」,「生物地理(どのように生きているのか)」を明らかにしています。
「生き様」を探るにはフィールド調査が欠かせ
ません。生物の視点に立ってじっくりと観察を
します。また「生い立ち」を探るにはDNAに
聞いてみるのが一番です。そのためフィールド
での観察・形態計測と分子生物学的実験を
併せて,生物多様性と環境との相互作用についてマクロな視点に立って探求します.
社会との接点:
生物多様性保全と環境教育への貢献
現在,産業の発展や人間活動によって自然環境の汚染や破壊が進んでいます.生物の棲む自然環境が破壊されるに伴って急速に生物の種多様性は減少し,たくさんの生物が絶滅の危機に瀕しています.そのため生物種の多様性保全は緊急の課題でもあります.
生物と人間社会とが共生する方法の模索(生物
影響評価,環境アセスメント)や,未来の社会
を担う子どもたちへの環境教育や教材開発に
取り組みます.
研究室の横顔:学際的な視点を育む
野外調査を基本として,採取した試料分析
からDNA情報を取り出し,現存生物集団に
時間軸を加えて考察する,系統進化学の手法
を中心に研究を進めます.生物多様性研究は
さまざまな分野の融合であるため,対象となる「種」を取り巻く自然環境,生態環境の理解は必要不可欠です.学際的・多角的な視点をはぐくむためにも,地学や化学,工学系他研究室との積極的な交流が望まれます.
本研究室は自然科学科に属しています。自然科学は分野が細分化されがちですが,実際の自然には境界がありません.自然科学科には物理、化学、薬学、地学、数学などを専門とする先生方がいらっしゃいます。学際的な研究を行なう上で、心強いアドバイザーです.
卒業研究テーマ(想定)
・ニューカレドニアの固有植物の系統進化
・蛇紋岩や石灰岩などの特殊土壌における
植物の固有種化と種分化様式
・絶滅危惧植物の保全と復元
・多摩川の植物の分布域変遷と系統分類
・環境適応した植物の進化(食虫植物など)
・実践的環境教育,生物教育,教材開発
・野生ネコ集団における遺伝的多様性分布
主な就職先(想定)
教員、公務員、博物館学芸員、企業の分析関係
専門技術者、コンサル、番組制作、科学ライター、
マスコミ関係等。
研究室の学生
4年生:稲川崇史(環境エネルギー工学科)
多賀 聡(情報ネットワーク工学科)
滝沢 曜(情報ネットワーク工学科)